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2018年05月21日

熊楠さんのエピソードから生まれた商品まとめ

こんにちは!スタッフ和田です。

最近巷では「南方熊楠ブーム」がじわじわ来ている模様。


「さんまの東大方程式第5弾」(2018年3月30日放送)では、東大生が選ぶ日本の偉人ベスト10で南方熊楠が第1位に選ばれていたり。



若者に人気のアーティスト「水曜日のカンパネラ」が6月に発売する新EPには、「南方熊楠」という楽曲も収録されていたり。




いろんな世代の人々を、亡くなった今もなお時を超えて魅了し続ける熊楠さん。

熊楠さんが残した数々の功績はもちろんのことながら、彼の人柄や生き方に共感し、尊敬する人がたくさんいるのではないでしょうか。


そんな熊楠さんが人生で一番長く暮らした場所が、ここ田辺市。

熊楠さんの暮らしの様子や、人となりが見えてくるエピソードなどが今も残っています。

そんなエピソードが元になった商品を今回はご紹介します!


【熊楠さんは大のあんぱん好き】

@くまぐすあんぱん

熊楠さんは甘いものに目がなかったようです。

あんこがお好きがったようで、北新町にある辻の餅のファンだったというお話も伺います。

そして大好物だったのが「あんぱん」。

徹夜のときは必ずあんぱん6つを用意し、好きな女性にあんぱんをなんと30個もプレゼントしたことまであるそう。

そんな愛らしいエピソードから生まれたのが「くまぐすあんぱん」です。

IMG_4842.JPG

わかいらしいエピソードのイメージとピッタリなデザインのあんぱん。

味は左上から、栗あんぱん、こしあんぱん、酒種あんぱん、ショコラカフェあんぱん、芋あんぱん、紀州梅あんぱんの6種類(一つ150円+税)。

くまぐすあんぱんはララロカレさんで販売されています。

くまぐすあんぱんについては詳しくはこちら

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【RaRa Locale(ララロカレ)】

和歌山県田辺市上屋敷2丁目6−7

TEL:0739-34-2146

定休日:火曜日

営業時間:9:00〜18:00


A熊楠さん

もう一つ熊楠さんのあんぱん好きのエピソードにちなんだ商品が誕生しました。

鈴屋さんの「熊楠さん」。

IMG_4851.JPG

お饅頭がこれも熊楠が好きだったチョコレートでコーティングされ、ゴマをちらしてあんぱんのような見た目になっています。

大好きなあんことチョコレートを同時に楽しめるおやつ。熊楠さんが生きていたらとても喜んだかもしれませんね。

熊楠さんは1個160円(+税)、5個入りが950円(+税)、10個入りが1800円(+税)です。

駅前商店街の鈴屋さんでご購入いただけます。

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【鈴屋 菓子店】

和歌山県 田辺市 湊 15番11号

 TEL:0739-22-0436

 営業時間:朝8時〜夕方6時



【熊楠さんは食文化も最先端】


熊楠さんは、海外を飛び回って研究をしていたため、その土地土地で多様な食文化にも触れたのでしょう。

洋食もお好きだったようです。

それに合わせてか、中屋敷の熊楠邸の庭には当時は珍しかったセロリやトマトが植えられていたそうです。


B俺ん家ジュース 安藤みかん

また、庭にはたくさんの柑橘類の木も植えられています。ミカン農家の原さんに、熊楠さんは柑橘類の研究も熱心だったと教えていただきました。

そんな庭の柑橘畑の木の中でも熊楠さんが毎日のように好んで絞って飲んでいたのが、「安藤柑」。

グレープフルーツに似た450グラムほどの果実で、あっさりとしていて実に上品な味です。

海外生活を通して、外国人のフルーツを食べる文化を体験した熊楠は、この安藤みかんを増産してホテルなどに出荷すれば農家も潤うと考え、旧上秋津村(現・田辺市上秋津)の村長に苗木50本を贈ったそうです。

今では地元の柑橘農家でさえ目にすることのない「幻のカンキツ」と言われる安藤みかんですが、現在、上秋津で復活の兆しが!

IMG_4848.JPG

秋津野直販所「きてら」では、安藤みかんをしぼったジュースが販売されています!

原さん曰く、そのまま食べるよりもジュースのほうがおいしい、とのこと。

安藤みかんジュースですが、まだまだ極少量なので店頭販売は季節限定数量限定です。詳しくはきてらまでお問い合わせください。

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【秋津野直販所「きてら」】

田辺市上秋津1487-1

TEL:0739-35-1177

営業時間:午前9時〜午後4時30分


C熊楠コッフィ

熊楠研究者の杉山和也さんの調査で、熊楠が欧米留学中はコーヒーを日常的に飲んでたことが分かったそうです。

そして熊楠さんの日記からは、「コッフィ」の文字が。さすが、発音を的確に文字化しています。

そんなエピソードから誕生したのが、バニラカフェさんの「熊楠コッフィ」です。

熊楠コッフィは5種類。バニラカフェではオリジナルのブック型のかわいいパッケージに5種類すべて入ったセットでの販売となっています(880円+税)。

 IMG_4843-2.jpg


「kumagusu」(写真下段真ん中)
熊楠が留学した際に初めて触れたであろうコーヒー文化。
帰国してからも知人にもらった時などしばしばお手伝いさんなどにもふるまっていたようです。ステーキも好きで、食に関してとても先進的な熊楠でした。


【コーヒーの説明】
彼が訪れた国の一つキューバにちなみ、キューバ産コーヒーをメインにした薫り高くすっきりと飲みやすいブレンドです。


「熊と楠」(写真下段右)
南方家の子どもは健康と長寿を願い、海南市の藤白神社から「熊」「楠」「藤」のうちの一字をもらって名づけられていました。熊楠は特に体が弱かったため、「熊」と「楠」という雄々しい文字を二つもらって名づけられました。


【コーヒーの説明】
野生の旨味が際立つ、キリマンジャロをメインにしたブレンドです。濃厚なコクとキレがあり、芳醇な味わいを楽しめます。


「ちょぼ六」(写真下段左)
熊楠の猫好きは有名で、田辺の家でもずっと猫を飼っていました。
でもどれだけ猫が入れ替わっても名前はも「ちょぼ六」。
熊楠にとって小さく愛すべき存在への呼び名がそうであったようです。


【コーヒーの説明】
甘酸っぱく爽やかな香味のモカをふんだんに使いブレンドしました。軽い口当たりでコーヒーが苦手な方にも飲みやすいです。


「てんぎゃん」(写真上段左)
熊楠は小さい頃「「天狗」を意味するてんぎゃんという呼び名で呼ばれていました。山に分け入り植物採集に没頭するあまり2日も3日も学校に出てこない事があったことから、天狗に連れ去られたと噂されてこの名がついたそうです。


【コーヒーの説明】
中南米のグァテマラ。甘い香りと酸味・力強いコクが特徴。滑らかな味わいでどなたにも好まれる上質なコーヒーです。


「粘菌とキャラメル箱」(写真上段右)
熊楠が研究にもっとも力を注いだであろう粘菌。生物学に詳しい昭和天皇も興味を持っており、白浜行幸の際に熊楠に会いたいと申し出がありました。熊楠は感激し正装で紀南の生物についてご進講しましたが、献上する標本を入れたのは使い慣れたキャラメルの箱。飾り気のない熊楠らしいエピソードです。


【コーヒーの説明】
酸味が少なく苦味が強い、インドネシアのマンデリンをたっぷり使いました。深いコクでカフェオレにしてもおいしいです。

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【Vanilla Cafe(バニラカフェ)】

田辺市南新町201

TEL:0739-25-0888

営業時間:10時〜18時

定休日:日曜


posted by 南紀☆みらい at 17:19| Comment(0) | 事務局日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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